『呑気と見える人々も、心の底を叩いて見ると、どこか悲しい音がする』

こんにちは〜。心理剤師の野原貴子です。

今日のお題は

『呑気と見える人々も、心の底を叩いて見ると、どこか悲しい音がする』

by 夏目漱石  です。

人というのは見た目ではわからないことだらけです。

自分が苦しい時、辛い時には心の視野が狭くなっていて、自分以外の人が幸せそうに見えるものです。

私自身、「いつも笑っていて、悩みなんかないでしょう?」

「あなたのような幸せな人に私の気持ちなんかわかるわけないでしょ。」と言われた経験があります。

以前は、そのようなことを言われたら、「私にだって悩みはある!」とか「人を能天気な人間だと馬鹿にしている!」と憤ったものです。^^;

このことから、

「人は見た目ではわからない」

「その人の立場になんかどうしたってなれないのだから完璧に気持ちがわかるわけはない」を学びました。

その結果「人は見た目ではわからない」のだから言語を使って伝えて欲しい。

「同じ立場にはどうしたって立てないが、あなたの気持ちを解ろうと努力はしている」

と相手に伝えるよう努力しています。

そして自分自身には、「悩みが無いように見えるんだ〜。幸せそうに見えるんだ〜。そうなら私が今抱えている悩みや問題も大したことじゃないな。。。」と捉え方を変えました。

周りの人の発する言葉に振り回されても良いことはありません。

わたし自身が自分の人生に責任を持ってより良く生きることが唯一の使命です。

全ての人は何がしかの本人にしかわからない悩みや問題を抱えている、と理解すれば

人は優しさや思いやりが発動されるのではないでしょうか。

今日も一日笑顔でマインドフルに!