人は、日々の生活の中で多くの感情と考えを抱えながら生きています。
しかしその感情の多くは「言語化されず、誰にも見えず、本人さえ気づいていない葛藤」として心の奥に沈んでいます。
この “見えない葛藤” が長く積み重なると、次のような形で現れ始めます。
- 理由のない疲労感
- 心の重さ、憂うつさ
- 自己否定感
- 人間関係での摩耗
- 「本当の自分がわからない」感覚
- 喜びや感動を感じにくくなる
多くの方が、こうした症状を“性格”や“年齢”のせいだと捉え、心のサインに蓋をしてしまいます。
しかし、そこには実は 未処理の感情 が静かに積もり続けていることが少なくありません。
見えない葛藤が生まれる背景としては、
人は子どもの頃から「我慢」「期待に応える」「空気を読む」ことを学びます。
その過程で、自分の感情より周囲の調和を優先せざるを得ない場面が何度もあります。
特に、
- パートナーとの言葉が通じない感覚
- 家族内の理解されない孤独
- 介護・看病・仕事・育児の両立
- 発達特性のある家族との暮らし
などがある場合、
「感じてはいけない感情」 を押し込み、
外側は笑顔でも内側は疲弊する、という状態が起こりやすくなります。
心のケアの第一歩は、感情を変えることでも、考えをねじ曲げることでもありません。
「自分が本当はどう感じていたのか」に気づくこと。
自己理解が始まると、心は静かに回復します。
この気づきが起こると、人は驚くほど優しく自分と向き合えるようになります。
- 否定してきた感情を許せる
- 言葉にならなかったつらさが整理される
- 自分と他者の境界線が見える
- 「私が悪いわけではなかった」と理解できる
サイモントン療法においても、感情の解放は回復力と自己治癒力に深く関係すると考えられています。
押し込められた思いに光が当たるだけで、心身は驚くほど緩み始めます。
心を解放すると言うことは、「変わる」ことではなく、「解く」ことです。
変わろうと頑張る必要はありません。
本来の自分に戻るために、ただ絡まった糸をほどいていくだけでいいのです。
- 無理に強くならなくていい
- 無理に誰かを許さなくていい
- 無理に前向きにならなくていい
あなたが抱えてきた感情には、理由も背景も歴史もあります。
それを理解し、丁寧に扱うことが「心の自由」への唯一の道です。
孤独感、虚無感、悲しみ、怒り、諦め。
どの感情も、あなたを守るために存在してきたものです。
もし今、心に静かな痛みがあるのなら、
その思いを一人で抱え続けなくて大丈夫です。
気づいた瞬間から、回復のプロセスは始まります。
クリニックでは、言葉にならない感情を丁寧にほどき、
心が本来の自由さを取り戻すためのサポートを行っています。
あなたの内側にある、見えない葛藤に、そっと寄り添う場でありたいと思っています。
心がほどけ、呼吸が柔らかくなる瞬間は、必ず訪れます。
その道のりをご一緒に歩んでいきましょう。
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