こんにちは。あっという間の梅雨が終わり、それを取り戻すかのようなゲリラ雷雨があちらこちらで頻発していますね。⛈️
自然の行いにはなす術もない人間です。私たちは自然に打ち勝とうとして購っているように思います。
もちろんその贖いから生まれた叡智もありますが、何かをしないではいられない私たちは、善かれ悪しかれこれからも何かをし、自然に購って生きて行くのでしょう….。と思う今日この頃です😅
私は、毎日Facebookにサイモントン療法のアファメーションを投稿しています。https://www.facebook.com/takako.nohara.9
カウンセリングを受けた方はご存知かと思いますが、カウンセリングルームにはサイモントンアファメーションブックのその日のページを開いておいてあります。
その日は8日、アファメーションは『かけがいのない自分をいたわりなさい』。
予約のない急な患者さんのカウンセリングでした。(院長の判断で急なカウンセリングはよくあることです😅)
その方は、急なことで私に対して申し訳なさそうに頭を下げ、すみません、すみませんと何度もおっしゃっていました。対面してもう一度、「急ですみません、ぺこり🙇」。
そして顔を上げて、デスクサイドのアファメーションブックが目に入った途端泣き出しました。それまでは、辛そうな歯を食いしばっているかのようなお顔で、ぺこりしていた方が急に泣き出したのです。
そして一言「私に足りないものです」と。
私は、心の中で「あ〜、良かった。叡智やね〜(関西弁でのサイモントントレーナー風)」
私たちは、物質的な世界で生きていて、何か疑問が起こっても外に答えを求めがちです。
それは自分自身のことであってもです。
アファメーションには、『全ての答えは貴方の叡智が知っています』という言葉もあります。
この患者さんは自分の叡智が知っていることを無意識に受け取って、足りない、と感じていることも受け入れました。これは一瞬です。
彼女の内に宿っている治癒力が彼女の叡智を引き出し、受け入れるところまで導いたのでしょう。
頑張り屋さんの彼女は、「自分が我慢すれば…自分がもっと頑張らなきゃ…妻として、母として、仕事はプロなんだから….」と一人何役も背負っていました。結果、燃え尽きてしまったんですね。
10年以上前、サイモントン療法のカウンセラーになる前の私も全く同じことを考え毎日自分を責めていました。
そんな私を見て、トレーナーさんが「5つの役を担うならすべての役は5分の1でいいのよ。だって貴方は一人じゃない。もしかして、忍法影分身の術とか出来るの?」と言われました。
その表情が真剣だったので私も「忍法影分身の術はできません」と大真面目に答え、二人で大笑いしました。
今、目の前にいる彼女は昔、自分責めをしていた頃の私です。頑張っていた頃の私です。その当時の自分自身を今は、愛おしいと思えるように目の前の彼女も愛おしい。
そして彼女もきっと自分自身を愛おしいと思えるようになるでしょう。彼女のペースで。
それはもう自分の今の状況や状態を認知した時点で「自分をいたわる」ことが始まっているから。
気づかなかった自分とは雲泥の差だから。
今日も笑顔でマインドフルに❤️

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