自分を責めるのは今日で終わりにしよう

こんにちは。のはら元氣クリニックのカウンセラー野原貴子です。

癌患者さん、カサンドラ症候群、適応障害、etc…の方のカウンセリングをしています。

最近は、主にカサンドラ症候群の方が多いです。

一般的に「カサンドラ症候群」という名前が認知されてきた、ということでしょう。

皆さんもご存知のように「カサンドラ症候群」は病名ではないので、精神科・心療内科などでは、適応障害という病名がつくようです。

当クリニックにカウンセリングで来られる方は、最初は体調の不良ということで来院される方が多かったのですが、最近は「私は、カサンドラ症候群かもしれない」とご自身でアタリをつけてこられます。それだけカサンドラの名前が知られていることなのでしょう。

「カサンドラ症候群」というのはとても苦しくて、辛いものです。

これは、カサンドラの人の頭の中で常にグルグル回っている思考です。

・「誰もわかってくれない」

・「私がおかしいのか」

・「私は愛に値しない人間なのか」

・「私が我慢すればいい」

・「私が神経質なのか」

・「私が常に悪者」などなど。。。

特に自責の念が心を押しつぶしています。

私たちは他者から責められる時、自分を擁護してくれる人が必ず一人は存在します。それは自分自身です。

しかし、自分が自分を責めるときは、誰一人として自分の味方はいません。私自身も敵だからです。

生きていてこんなにも辛く、虚しく、苦しいことはありません。

自責、罪悪感は自分の言動を反省するためには必要なのかもしれませんが、過度の自責、罪悪感は自身の体と心を崩壊させてしまいます。

上の症状に思い当たるのであれば、早めのカウンセリングを受けることをお勧めします。

周りから欲しい言葉を待っていてもあなた自身の人生は進みません。勇気を持って相談しましょう。

あなたは、笑顔の似合う、愛される人です。❤️

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