免疫リンパ球療法

免疫リンパ球療法

人間の免疫を司どるリンパ球(白血球)を外部から輸注することによって、癌や難病を治そうという治療法です。

大きく分けると、自分のリンパ球を入れる自己リンパ球療法と、他人のリンパ球を入れる他者リンパ球療法があります。 それぞれ利点と欠点がありますが、現在、当院は主に自己リンパ球療法をおこなっております。

  • 自己リンパ球は、本人の血液を使うため肝炎ウイルスなど血液感染は心配ないのですが、デメリットとして培養に手間暇がかかるため治療費が高いこと、本人の状態が悪いと細胞の数が増えず、十分な効果がのぞめなかったり、体調を崩して予定の戻し日に入院してしまうと、主治医の協力が得られない場合は、血液が無駄になる危険性が高いことです。
  • 他者リンパ球の場合、他人の血を使うため比較的、費用がやすく、培養は必要ないので中止もしやすいのがメリットです。しかし他人の血を使うため感染の危険性がないとは言えません。(もちろん感染症の血液検査はおこなっているので、輸血と同じ程度のリスクであります)

根本的にこの2つの治療法の違いは、自己リンパ球は、リンパ球の数を増やすわけですがこれは、鉄砲の玉を供給するようなものですが、他者リンパ球は、人のリンパ球をいれることで現在ガンに対して十分に反応してない免疫を活性化(教育し直す)するようなものです。

自己リンパ球療法は、現在、名古屋、京都の施設と提携しておりますが、京都は一度そこまで採血しにいってもらわなければいけませんので大変だと思われます。本土まで行かずに点滴できるのは、名古屋(内藤クリニック)、他者リンパ球療法は東京の田町ICクリニック(旧原宿クリニック)で、約30年以上の治療実績を持つクリニックです。 リンパ球療法は、すべて自費診療となります。

詳しくは当クリニックまでお問い合わせください。