院長からのごあいさつ

患者の皆様とともに歩む
身近な医療パートナーをめざして

平成16年10月の開院以来、西洋医学に東洋医学のメリットをプラスした、統合医療による治療を行っています。患者さんを全人的にとらえ、一人一人の症状とご要望に合わせながら、ベストの治療法を実践しています。

従来の西洋医学の枠にとらわれず、このように多角的なアプローチを試みることは、ガン患者さんで末期診断を受けた方や手術適応のない方には、特に有効であると思われます。

当院の「元氣クリニック」という名称は、患者の皆様が来ただけで元氣になれるようにとの願いを込めて名付けました。 「元氣」の「氣」という字は、四方八方から氣が集まるように中を「米」の字で表しています。そして、誰もが生まれたての赤ちゃんのような元氣な状態に、すなわち「元の氣」に戻れるようなクリニックにしたいと考えています。

ミラソルは、スペイン語で「ミラ」=みる、「ソル」=太陽 で、太陽を見るという意味です。 太陽光線には、不思議なエネルギーがあり、太陽を見るだけで元気になるといわれています。

院 長 野原 正史

院長

日本外科学会元専門医・認定医
日本東洋医学会会員
NPO法人サイモントン ジャパン理事
昭和61年北里大学医学部卒業
琉球大学第一外科、長崎大学第二外科、
沖縄国立療養所沖縄病院、北部地区医師会病院
辻町若狭クリニック院長などを歴任
平成16年10月 のはら元氣クリニック開院
平成19年10月 医療法人ミラソル設立
平成29年12月 がん内科 標榜

「真の健康」について考える

選べる医療サービスで
ガン治療の情報発信基地に

どうすれば日本のガン治療の質がもっと上がるのだろうか? 毎日、患者さんと触れ合う中で、私はこのような問題意識を持つようになりました。 もともとは消化器外科の出身ですが、私が研修医だったころはガン告知がまだタブー視されており、末期患者の方に対して真実を告げることができずに、ただ手をこまねいて見ているだけ…という辛く悲しい経験を何度も繰り返しました。

患者さんにとってほんとうに必要なのは、医師からきちんとインフォームド・コンセントを受け、自由にセカンドオピニオンを求めて、自分の望む治療を選択できる医療環境ではないでしょうか。

当院は統合医療の立場から、東洋医学をはじめさまざまな療法を導入してガン治療に取り組んでいます。 なかでも、こころの持ち方が健康に及ぼす影響は大きいと考え、精神免疫療法のサイモントン療法をベースにしたメンタルケアを診療の柱に置いています。 最近では、再発防止には体質改善が不可欠であるとの観点から、食生活の指導にも力を入れています。もちろん必要に応じて、手術のアドバイスや病院の紹介も行っています。 これからも、患者さんとその家族、そして一般の人々へガン治療の正しい情報を提供し、皆さんといっしょに「真の健康」について考えていきたいと願っています。